初めて登山に行ってみたい!何をどうやって準備したらいいの?当日はどんなことに気をつけたらいいの?
山登りを始めてみたい、自分も山の絶景を見てみたい!というみなさん、こんなお悩みをお持ちではないですか?
山に遊びに行くというのは、普段の散歩とは違う準備が必要になります!が、日帰り登山であれば気軽に楽しめるコースもたくさんありますよ^^
こんにちは、ゆるく山を楽しむことが大好きなみやまきです。山に登るのはもちろん、山を見に行ったり、山に温泉に入りに行ったりしています。登山歴は3年ですが、まだまだ初心者。ちなみに高所恐怖症なので、怖いところには行きません笑
今回は【日帰り登山完全ガイド】として、初心者が日帰り登山をするための準備から、当日の楽しみ方まで、解説していきます!
この記事を読むと分かること
- 日帰り登山のオススメポイント
- 日帰り登山するときの事前準備と当日の注意点
- 初心者必見!日帰り登山にピッタリの山
ぜひ、最後までお付き合いください!
関東在住、高所恐怖症だけど絶景が見たい!というワガママな私が、実際に登ってよかった山をご紹介します♪
日帰り登山の魅力
日帰り登山の魅力は、何と言っても
- 荷物が少なくて済む(宿泊を伴う登山と比べて)
- コースタイムが短めで安心できる
- 手軽に自然の中で心も体もリフレッシュできる、絶景が楽しめる
ことです!
街中で人や建物に囲まれ、仕事ばかりしている日常生活を飛び出して、澄んだ空気を吸い込んで、鳥の鳴き声や葉っぱを踏む音を聞きながら歩いていると、すごく気分が良いです。
さらに頂上まで行けたときの達成感も格別ですし、景色のいいところで食べるお弁当やおやつも、ワクワクします!
でも山登りってツライ、キツイとも聞くけど‥。自分の体力でできるかな?
登山は自分のペースで進むことができるので、運動が苦手な方でも安心です!私もロープウェイなどは積極的に使います♪笑
もちろん体を動かすので、体力があるに越したことはないですが、特に初心者向けの山であれば気軽に楽しめるコースもたくさんあります!
まずは山に遊びに行って、頂上からの景色を眺めたり、自然と触れ合いながら、リフレッシュできる感覚を体験してみてください^^
これだけは準備して!日帰り登山に必要な服装と基本の持ち物
初めて山に登る方にとって、どんな装備や服装が必要かは気になるポイントですよね。
大きなリュックを背負って‥というイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれませんが、日帰り登山なら基本的な持ち物さえそろえれば、大丈夫です!
登山の服装
まずは登山の服装から。ちなみに、季節は過ごしやすい春や秋に始めるのがベストだと思います(夏は暑くてイヤ、冬は寒くてイヤになってしまう可能性があるので><)
ちなみに私は、虫やカエルがいない、秋の登山が一番好きです!笑
では、これだけは準備してほしい服装・装備をご紹介します(春・秋をイメージ)。
- 登山靴
滑りにくく、足首まであるミドルカットの歩きやすい靴がオススメです。できれば運動靴ではなく登山靴を用意しましょう! - リュックサック
日帰り登山なら20Lくらいの大きさで十分。地面の上に置いたりするので、汚れても良いものがオススメ! - 雨具(レインウエア)
山の天気は変わりやすいですし、意外に寒い!というときの防寒具にもなります。天気が良くても必ず持っていきます。 - 服装
体温調整がしやすいように、重ね着がオススメ。吸湿速乾のTシャツに、上着(フリースなど)を持っていきましょう!
>私が愛用しているリュックについて、まとめています。
登山の持ち物
すぐ近くにコンビニがある街中とは違って、山の中に遊びに行くので、普段とは少し違う持ち物を用意する必要があります!
- 水分
行動時間にもよりますが、1Lくらいは持っていくのがオススメ。売店など買えるところがあれば、500mlあれば十分かもしれません。脱水症状を防ぐためにも、水分補給は大切です。 - お昼ごはん
日帰り登山の一番の楽しみと言っても過言ではないのが、お昼ごはんです。おにぎりやお弁当、パンなど自分の好きなものを持っていきましょう! - おやつ、行動食
行動中にエネルギー補給のために食べるものです。チョコやラムネ、グミなどを持って行っています! - ゴミ袋
山の中で出たゴミは、家まで持ち帰るのがルールです。ジップロックなどの密閉できる袋を持っていくのがオススメ。 - 緊急セット
万が一、体調が悪くなったりケガをしてしまった時のために、常備薬やばんそうこうを用意しておきます。 - 地図やYMAPアプリ
日帰りだし、迷うようなところは絶対ないよねと思っていながらも、万が一迷子になったら‥ということを常に考えておきましょう。持っていくだけで安心感が違います。
>初心者にオススメの持ち物リストは、こちらの記事も参考にしてください▼
日帰り登山の行程とコースの選び方
初心者の登山には、体力に合わせた無理のないコース選びが重要です。
初回は標高1000mくらいまでの低山を選ぶと安心です。コースの所要時間も3~4時間以内のものを選ぶと、無理なく楽しい山行になるはずです!
行程としては、最初の1~2時間は登り、山頂でお昼ごはん休憩(1時間程度)、下りで1時間程度といった感じのイメージ。
登りも下りもゆっくりと自分のペースで進むことを心がけましょう。
登山マップによくある「コースタイム」は平均的にこれくらいの時間がかかる、というただの目安でしかありません。だいたいのイメージだけもらって、それより速い遅いはあまり気にせず、自分のペースを守ることが大切です!
ここで、私が今まで登った山の中から、初心者にオススメの山をご紹介します(関東多めですがご了承ください)。
高尾山(東京都)/599m
都内からのアクセスがとてもよく、日本一登山客が多いらしい、高尾山。ケーブルカーも整備されているので、初心者でも安心です。
登山ルートもいろいろあるのですが、自然を楽しみたい方は断然6号路がオススメ!(登り:約1時間30分、下り:約1時間20分)
私は、登りは6号路、下りは4号路や2号路を通って、薬王院に寄ったりおやつを食べたり散策して帰るというのをよくやります(後半はもう、ほぼ観光。笑)
※1号路が完全にアスファルト、しかも急坂なので、脚に負担がかかっているような気がしています(下りは太ももの筋肉が悲鳴を上げます‥)
人も多いし、お店もあって一大観光地という感じなので、本当に初心者向けで安心して登れますよ!
御岳山(東京都)/929m
山の上にある、御岳神社の周りが散策コースになっています。こちらも途中までケーブルカーがあるので、楽々登っていけてしまいます。
初心者には「ロックガーデン」という、沢の近くを歩いていくコースがオススメ!(周回ルートで、合計約3時間)
コース途中には滝があったりして、清々しい水の流れと、木々に囲まれる空間で、とてもリフレッシュできます。
ただ、いくら水の近くだからと言っても、低山なので(標高がそんなにないので)夏は暑いです。紅葉が見られる秋から、寒くなってくる冬がオススメです!
大山(神奈川県)/1252m
都心から約2時間で、こちらもアクセスが良いのが◎。昔から信仰の対象だった山で、大山寺や阿夫利神社があり、江戸時代には「大山参」が大人気だったそう。
ケーブルカーもあります。が、簡単に歩けてしまう距離なので、せっかくなら歩いても良いと思います。
登山道も良く整備されていて、また富士山が見えたりするので初心者にはオススメです(登り:約2時間、下り約1時間40分)。
ただ、登りがけっこうきつくて、よく言えば「登り甲斐のある山」、悪く言えば「これって初心者向き?」となります笑
景色がよいところが多いので、休憩を挟みながらゆっくりと登ってくださいね。
御在所岳(三重県)/1212m
紅葉の名所として(東海地方で?)有名な御在所岳。初心者向けから中級者向けなど、コースが様々あって、さらにロープウェイもあるので、登らなくても頂上まで行けてしまいます笑。
初心者にオススメなのは、登りは「中登山道」(約3時間)、下りは「裏登山道」(約2時間)。ロッククライミングもできる山だということで、変な形をした岩や、びっくりするくらい大きな岩が楽しませてくれます。
登山をしない人でも楽しめるように、広場みたいになっている山頂です。登りは頑張って登って、下りはロープウェイで、ということもできますね!
ただ、紅葉の時期は本当に人が多いです。帰りのロープウェイの待ち時間が1時間半‥と言われ、普通に山を下った記憶があります(歩いて下りた方が早かった;)。
立山・室堂(富山県)/2450m
急に標高が高いところが出てきた!と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、初心者の方にぜひ行っていただきたいのが、立山の室堂です。アルペンルートの途中にあるので、室堂まではケーブルカーとバスで行けちゃいます!
ここには、山のキレイさ、カッコよさ、雄大さ、荘厳さ‥言葉にできない山の魅力が詰まっていると思います。何度も訪れたくなる場所(実際私は、ここ3年間毎年行ってます‥笑)。
室堂平を散策することもでき、みくりが池で写真を撮ったり、山小屋で休憩したり、山に登らなくても楽しい時間が過ごせます!
すこし経験を積んでからであれば、雄山(3003m)や浄土山(2831m)といった山頂を目指すのもアリです。
登山をしない方でも楽しめるよう、観光要素も豊富なので、ぜひ一度行ってみてほしいところです。
登山初心者が気をつけるべきこと(準備~当日)
忘れちゃいけない登山のポイント5つ
初心者の方へオススメの山・コースをご紹介したところで、実際に登る!となったときの気をつけるべきポイント5つを解説します。
- 無理をしない
初めての登山は、あくまで楽しむことを目的にし、無理をしないことが大切です。これから長く楽しく続けていく登山です。最初から焦りは禁物! - 天気を確認する
山の天気は変わりやすいので、天気予報をしっかりと確認しましょう。 - 休憩をこまめにとる
30分くらい歩いたら休憩し、水分補給とカロリー補給を忘れずに行います。「疲れた」と思う前に、先に休憩するくらいの意識が正解。 - 自然を守ることを意識する
自然環境を守るために、登山道以外には入らない、ごみを残さないといったルールを必ず守りましょう。 - 無事に帰るまでが登山
登ることに目がいきがちですが、無事に家に戻ってくるまでが登山です。日没前には下山をしたり、帰りの交通機関の時間も先に調べておいて、安心して帰路につけるようにしましょう!
>登山中の知っておきたいルールやマナーについては、こちらの記事も参考にしてください▼
登山の歩き方のコツ
山の中を歩くのって、普通の道を歩くのとは違うの?疲れにくい歩き方とかある?
山を元気に楽しむために、そしてケガを避けるために、登山には登山に合った歩き方があります。
まず、歩き始める前には必ずストレッチしましょう。足首を回す、ふくらはぎを伸ばす、膝を曲げ伸ばしする‥など、下半身を中心に行います。ケガの予防と、筋肉痛の予防にもなりますよ。
1日リュックを背負うので、背中のストレッチも忘れずにしておくことがオススメ!
そして山の中を歩くときは「歩幅は小さく」を意識します。岩や木の根っこで足元が不安定な場所もあるので、小さく足を動かすことで、脚への負担が少なくなります。
繰り返しですが30分に1回は休憩をしながら、無理のないペースで進んでいきましょう。
登山後にも、軽いストレッチをするのがオススメ。ふくらはぎや太ももを中心に、ゆっくりと筋肉をほぐすと疲れが残りにくくなります。
温かいお風呂に入れば、筋肉もリラックスして疲労回復にも効果的!
下山したあとで温泉に入れるところとかは、最高ですよね^^(先ほどご紹介した中だと、高尾山、八方池、立山のみくりが池温泉もステキです)
日焼けのケアも大切!
日焼けが気になる女性も多いかもしれませんが、私もその一人です。絶対に日焼けしたくない!と思いながら登山しています笑。
- 毎日のサプリ(ビタミン)
- 毎日のスキンケア(化粧水、乳液、美容液)
- 登山の日はパック
こんな感じのズボラケアですが、毎日続けることが大切!と思ってやっています。
ちなみに、登山をした日のスペシャルケアはこちらのパックを使っています。
まとめ
今回は、これから登山を始めたい!山に登ってみたい!という方向けに、日帰り登山ガイドとして準備すること、当日気をつけることをまとめてみました。
初めての登山はドキドキするかもしれませんが、しっかりと準備して焦らずに登れば、今までに見たことのない景色、感じたことのない気持ちよさが待っています!
ご自身の体力や天候に合わせて計画を立て、無理なく登山を楽しんでください♪
参考になれば嬉しいです!
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