年の瀬の12月末、熊野古道を歩いてきました!その山旅記録です。
以前一度、観光で訪れたことのある熊野古道。
熊野三山(詳細は後程)にお参りして、名物を食べて帰るというだけの旅行だったのですが、その時から「いつか熊野古道を歩いてみたい!」と思っていました。
念願叶えたのですが、一言でいうと「大変だった!昔の人ってスゴイ!」です‥笑。
それでも、自然を感じながら歩いたり、歴史に思いを馳せたり、とても楽しい山旅になりました!


冬のキリっと澄んだ空気の中、気持ちの良い山歩きができました!昔の人がすごすぎて、尊敬しまくり。悔しい思いもしたので、もう一度行きたいと思っています!
こんにちは、ゆるく山を楽しむことが大好きなみやまきです。山に登るのはもちろん、山を見に行ったり、山に温泉に入りに行ったりしています。登山歴は3年ですが、まだまだ初心者。ちなみに高所恐怖症なので、怖いところには行きません笑
この記事を読むと分かること
- 熊野古道の魅力
- 中辺路ルートの歩き方
- 熊野三山の楽しみ方
ぜひ、最後までお付き合いいただけると嬉しいです!
熊野古道の魅力
熊野古道とは?
和歌山県にある熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)を目指して、古くから巡礼者が歩いた参詣道のことを「熊野古道」と呼びます。
全長はなんと600kmにも渡り、2004年には世界文化遺産にも登録されています。

古代から中世にかけて熊野三山の信仰が高まり、上皇・女院や庶民にいたるまで、多くの人が熊野を目指して歩いたそうです。

後鳥羽院、藤原定家、和泉式部なども熊野を目指して中辺路を歩いたと言われています!(にわか歴女なので、とても興味深いです)
熊野古道の魅力
熊野三社は自然崇拝に起源があり、川や滝、巨岩などには神様が宿っているとされています。
現在でも古いお社や深い森が昔のままに残されていて、圧倒的な自然のパワーを敬い、畏れ、そしてその恵みに感謝してきた歴史を感じることができます。
神秘的な雰囲気を持つ熊野古道は、多くの人を(最近では海外の人をも)虜にしていて、山が好き、自然が好き、そして自然が織りなす景色や空気感が好き!という私もしっかりとその一人です。
今回実際に中辺路を歩いてみて、その魅力を存分に感じてきました!^^

木々の間の道を抜けていったり

湖に映る空の色に心を奪われたり。
ただ深い自然がそこにあるだけでも魅力的なのに、平安時代から人々がこの道を通って行ったという歴史もとても興味深いです。
ぜひ一度行ってみてほしい、そんな場所です!
熊野古道(中辺路)へのアクセス
今回私は「熊野古道を歩きたい!」という気持ちがあったので、登山装備一式でしっかりと山歩きができるルートを選びました。
それが「中辺路(なかへち)」です。
中辺路とは‥
田辺から東に山へ入って熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社を巡拝するルートで、平安~鎌倉時代に人気だった熊野御幸での公式参詣道です。道中には九十九王子と呼ばれる神社があり、古の人たちはそこで休憩したり歌詠みを行ったりしたそうです。

今回は、この中辺路を歩くルートで
1日目:南紀白浜空港からバス、滝尻王子~近露王子(近露王子で宿泊)
2日目:近露王子~熊野本宮大社まで歩き、熊野速玉大社までバス(新宮市で宿泊)
3日目:熊野那智大社まで電車&バス、空港までバス
という計画を立てました。
ちなみに、このスケジュールはかなりタイトで、初心者にはかなりキツかったです!要注意!!
2日目は大きく計画を変更して楽しむことに‥(詳細は後述します)。
南紀白浜空港からバスで行く方法 ←今回はコチラ
JALの南紀白浜空港への直行便は、
の3便があります(2024年12月現在)。
そのあと熊野古道のスタート「滝尻王子」までの快速バスでちょうど良いのが
となるので、羽田7:40 – 南紀白浜8:55 – バス9:28 – 滝尻王子10:53 という経路がオススメです!
それ以外の時間に空港に着くと、白浜空港からバスを乗り継いで滝尻王子に行かないといけないので、ちょっと面倒です><
ちなみに、熊野古道周辺のバスは、SuicaなどのICカードは使えないので要注意です!現金を用意していきましょう。空港バスでは、現金とPaypayなどのバーコード決済が使えました。
紀伊田辺駅からバスで行く方法
紀伊田辺駅から龍神バスで、滝尻王子へ行くこともできますが、紀伊田辺駅出発のバスの時間は以下の通り。
紀伊田辺駅 発 | 滝尻王子 着 |
6:16 | 6:52 |
11:35 | 12:13 |
12:50 | 13:28 |
14:50 | 15:28 |
16:40 | 17:22 |
その後のスケジュール次第ではありますが、熊野古道を歩く時間を考えると、前日入りして6:16に乗らないと厳しいかな‥という感じです。
1日目:滝尻王子~近露王子

今回の1日目のルートは「滝尻王子」~「近露王子」までの約13kmを歩くルート。コースタイムは5時間半くらいです。
バスで滝尻王子に着くのが、11時くらいで、日が暮れる夕方17時までには近露王子に着いていたいというなかなかハードなスケジュールです(←やってみて気づくことってありますよね‥;)。
王子(おうじ)とは‥
熊野に詣でる上皇や女院の休憩所となったところ。元々は在地の神様をお祀りしていた社を修験者たちが「王子」として認定し、神社として整備したと考えられています。熊野古道では「たくさんある」という意味で「九十九王子」と呼ばれています。

さて、熊野古道の入り口「滝尻王子」に到着!熊野古道館という建物で、持ってきたお昼ごはんを食べて、いざ出発です!

入口にはこんなに大きな標識も、いよいよ、熊野古道の旅が始まる~!という感じでテンションが上がります!

スタート地点の滝尻王子。立派な鳥居とお社が建っています。
昔の人も「いよいよ、ここから山道がスタートだ!」って思ったのかな‥とはるか昔に思いを馳せながら‥歩き出して5分くらい。
最初から結構急な坂が続いて、そんな優雅なことを考えている暇はなくなりました笑。

滝尻王子から急坂を歩くこと約20分、「不寝王子(ねずおうじ)」が出てきました!

結構立派な石碑が立っているのですが、中世の記録にはこの王子の存在は書かれていないそうです。そういうのも不思議ですね。
ちなみに、この不寝王子の近くには大きな岩がたくさんあって「胎内くぐり」や「乳岩」といわれています。ツライ急坂のちょっとしたお楽しみポイント。
スタートから約1時間、標高差300mくらいを一気に登り、そこからはいったん下りになります。

この辺りからすでに「熊野古道ってこんなにアップダウン激しいの?」と気持ちが凹んできています‥笑。(思ってたのと違うポイント①)

途中の展望台からの眺め。北西を向いているので、この山の向こうには、大阪とか奈良があるはずですが、山の深さを感じます(昔の人も思ったのかなー?)。
軽くおやつ休憩をして、また歩き続けます。
不寝王子から歩くこと約1時間半、車道と民家が出てきました!

熊野古道に住むってすごいな‥でもご本人たちは特別なことだと思っていないのかな?とか、いろいろ考えながら、アスファルトで整備されている道に感謝しながら歩きます。
そして、高原熊野神社に到着。

ここは「〇〇王子」とは呼ばれていませんが、中辺路で最も古い神社建築なんだそうです。
この高原熊野神社の御神体は、熊野本宮大社から勧請(神様に「こちらに来てください」とお願いしてお迎えすること)されているそうです。藤原定家が立ち寄ったという記録があります。
ここでも、昔の人に思いを馳せながら、旅の無事をお祈りしました。
そして「高原霧の里休憩所」にて、しばし休憩。

お手洗いや自販機、ベンチや地図などが置いてあって、とてもキレイな場所なので、快適に休憩ができます。
そしてここで悪魔のささやきが‥
「現在時刻13:30で、ここから近露王子まで歩いて3時間半。日が暮れる前までに近露王子に着くためにはちょっと急ぎで行かないと‥。それかここからバスに乗る‥?」という提案。
正直、滝尻王子からの急登でかなり気力を失っていた私は一瞬、「バス‥!」と思いました。
が、「せっかく熊野古道を”歩きに”来ているのだから、歩かないともったいない!」と思い直し、自分のペースで進めば大丈夫!と言い聞かせました。笑

とはいえ、ここからまだ緩い登りが2時間くらい続くんですよ‥T_T
ちなみに、帰ってきてから地図を改めてみてみると「午後に滝尻王子を出発する方は、高原で宿泊することをオススメします」と書かれていました‥。納得。
さて、気を取り直して、本日の宿がある「近露王子」に向けて出発です。

グダグダと弱音を吐いていますが笑、歩くこと自体はとても清々しくて気持ちが良いです。
古来からずーーーーっと人が歩いてきている道なので、基本的には歩きやすい道ですし、森の木々も大きくて迫力があります。

本当に自然が豊かな場所で、普段東京に住んでいるから、この自然の深さにありがたささえ感じます。
高原池を越えると、「大門(だいもん)王子」が出てきます!

ここにはお雛様がお祀りされていました。いろんな形があるんですね。

不寝王子から約2時間半!王子ってもっとポンポン出てくるもんだと思っていたのですが‥昔の人の休憩場所だから、そりゃそんなに出てこないですよね;(思ってたのと違うポイント②)
そして、さらに30分の下って登ってを繰り返して「十丈王子跡」に到着。

ここは「跡」なので、説明書きの看板があるだけで、特にお社があるわけではありませんでした。
ちょっと休憩しておやつを食べて、元気を補給!
ここからあと1時間くらいは登ったり下ったりが続きますが、登りもゆるいのでそんなに大変ではありません。気持ちよく体を動かせる感じ。
「上多和茶屋跡」というところ(標識だけ)からは、45分くらい下りになります。
日が傾いてきているので気持ちも焦るし、でも下りだから集中力も必要だし‥この下りはけっこうツラかったです><
そして!十丈王子跡から歩くこと1時間半、ようやく「大坂本王子」に到着!

ここも「跡」なので、今現在何かがあるわけではありませんが、「ようやくここまでたどり着いた!」という気持ちになりました。
昔の人も、同じ気持ちだったのかなー(何回目か分かりませんが、ずっと考えていました)。

近露王子までの先が見えて、ちょっと気持ちが楽になったので、こんな写真を撮って遊んでいます笑。
そして、中辺路と言えばの「牛馬童子像」。大坂本王子から30分くらいです。

高さ約50cmなので、思っていたより小さいですが、花山法皇の熊野詣の旅姿だと言われています。
そうか、昔の人は馬に乗ってきたのか!という今更な発見(偉い人は、かな)。
ここまで来れば、あと10分くらいで近露王子!

山道から民家のあるところに出たときの嬉しさ‥感動T_T笑。
もうすでに時間は17:00を過ぎていて、だいぶ暗くなってきてしまっています。
そして、念願の「近露(ちかつゆ)王子」。

ここは立派な石碑とお社がありました。
お昼の11時にスタートして、現在17時。後半はほぼ休憩ナシで歩いてきたので、6時間ずーっと歩いてきたことになります。膝と足が悲鳴を上げています‥。
それでも何とか近露王子に夕方までにたどり着いたことは、とても嬉しかったし、達成感もありました!

冬は日が出ている時間が短い!山の中の熊野古道(近露王子あたり)はさらに暗くなるのが早い!と学びました。(思ってたのと違うポイント③)
民宿ちかつゆ で宿泊
本日のお宿は、民宿ちかつゆさんにお世話になります。疲れた体を癒せる温泉が最高でした!
さらにはおいしいお料理の数々。



この日は我々ともう1組ご夫婦が泊まられていましたが、それ以外はやっぱり外国の方が多いみたいです。
そしてそのご夫婦は、3日間連泊されていて、熊野古道をあちこちたくさん歩いていらっしゃるのだとか。そういう楽しみ方もあるのかぁ~と勉強になりました。
ちなみに「荷物の配送サービス」なんてのもあるらしい!3,000円くらいで、昼間使わない荷物を次の宿泊場所まで配送してくれて、自分は身軽で歩けるなんて‥次はコレを使うしかない!
そして、ヘトヘトの私は、晩ご飯をいただいて、20時には就寝しました‥笑。

当たり前ですが、荷物の配送サービスとか、いろいろと現代化されているな!という印象。来てみて分かることが本当に多かった!(思ってたのと違うポイント④)
2日目:近露王子~熊野本宮大社~熊野速玉大社

さて、問題の2日目です!
元々の予定では、近露王子~熊野本宮大社までの22km、約8~9時間を歩こう!と思っていたのですが、滝尻~近露王子まででヘトヘトだったのに、そんなの絶対無理だよね‥となりました。
身の程をわきまえた結果「バスを使って観光しよう!」ということに。笑
ただ、近露王子~本宮大社もいつかは歩いてみたいので、作戦を練り直してまたトライしたいと思っています!
ということで、ここからは旅記録です。

近露王子の近く、「なかへち美術館前」から9:07のバスに乗り、本宮大社まで約30分!(文明の利器ってすごすぎる!!!)
ちなみに、バスは7:22発、9:07発、11:20発、12:36発、13:49発、15:51発、17:45発の1日7本ありますので、前後のスケジュールと調整できます。(田辺市熊野ツーリズムビューロー/バス時刻表)
熊野本宮大社

やってきました、熊野本宮大社。
滝尻から近露王子までしか歩いていないのに「やっと!!来れた!嬉しすぎる!」という気持ちになったので、中辺路を全部歩いた人、ましてや京都や奈良から来ていた昔の人たちは、本当に嬉しい気持ちになったんだろうなーとしみじみ思いました。

荘厳な雰囲気がとてもカッコイイです。
熊野本宮大社は、元々は熊野川の中州「大斎原(おおゆのはら)」にありました。明治時代の水害で大部分は流されてしまったため、流出を免れた社が今の本宮大社の場所に遷座されています。
熊野川はとっても川幅が広くて、水の量が少ししかないので、こんな川が氾濫するなんて‥と信じられない気持ちになりました。

今の大斎原の様子はこんな感じ。

ここに昔はたくさんのお社があったと思うと、感慨深い。多くの人がこの場所を目指して大変な思いをして歩いて来たんだなーとしみじみ。
個人的には、自然がある場所、昔から人の往来があって文化が根付いている場所というのがとても興味を惹かれました。次は絶対、歩いて来たい!
次の熊野速玉大社行きのバスまで、少し時間があるので、近くのお茶屋さんでおやつタイム。



ぜんざいと、おはぎのセットをいただきました。
このおはぎに使っているお米は、大斎原の周りの田んぼで採れたお米なんだそうです。
(今日は歩いていないけど)エネルギーチャージに最適!ごちそうさまでした^^
熊野速玉大社
本宮大社前から速玉大社前までも、バスが出ています。約1時間の道のり。(田辺市熊野ツーリズムビューロー/バス時刻表)
熊野川に沿ってバスは進みます。昔の人もこの区間は、川下りをして進んだそうで「川の熊野古道」と言われています。

あっという間に着きました(文明の利器!!)。バス停を下りて5分くらい街中を歩くと、鮮やかな朱色の鳥居が出てきます。

お正月の準備がされていました、お客さんも少なくてゆっくりお参りができました。

椿のお花がとてもきれいに咲いていました。
そして、速玉大社の目の前の「茶房 花風月」さんでお昼ごはん。熊野名物のめはり寿司をいただきました。

素朴な味のご飯が、高菜漬けの葉っぱにくるめられている、そんな食べ物です。お隣ではお店のお母さんが「最近はおいしい高菜を卸してくれるところがなくなって、困るわぁ~」とお話していました。
ぜひ、おいしい高菜を作り続けてほしいです(←高菜大好物)。
神倉神社【必見!】

熊野速玉大社から歩いて10分くらい行ったところに「神倉神社」という神社があります。
写真の奥、お社の上の「ゴトビキ岩」と呼ばれる大きな岩が御神体のこの神社。とても迫力があります。
熊野の神々が最初にこの「ゴトビキ岩」に降臨したとされており、そしてその神様をお迎えするために、速玉大社が造設され祀られていると伝えられています。この神倉神社が「元宮」、それに対して速玉大社が「新宮」と言われています。

熊野の神様が最初に降り立った場所、と言われると、何だかすごい歴史が始まった場所という感じがして、ワクワクします!
ちなみに、このゴトビキ岩まで登るのに、約500段の石段を登らないといけません。これが高所恐怖症には怖かった‥!(なんか後ろに引っ張られる感覚になるのって、私だけですか?)

帰りは「女坂」という山道を通って帰ってくる道があるので、安心です(登りもそっちでよかったかも)。
そして、このゴトビキ岩の反対側を見てみると、新宮市が一望できます!

雲一つない青空!太平洋まで見えて、絶景です。昔の人はどんな景色を見たのかな~とここでも思いを馳せます。
駅まで戻る道すがら、和歌山と言えばミカン!ということで、ミカンをGET。

お願いすれば1個からでも買えるので、欲しいミカンを欲しいだけ買えます。甘くてとってもおいしかった!
今日のお宿は、新宮駅の近くのビジネスホテルにお世話になります。
ホテルニューパレス <和歌山県>駅からも近くて、大浴場もあって、隣には大きなスーパーもあったので、とても便利に使わせてもらいました!
3日目:熊野那智大社~白浜空港
さて、残すところあと1日。今日は熊野三山最後の1つ、熊野那智大社へ向かいます。

個人的には、那智の滝への自然崇拝が起源となっていることや、神仏習合の歴史が見られるので、お気に入りの場所!
新宮駅から那智駅まで電車で移動します。那智駅前には「浜の宮王子」がありました。
忘れていましたが、熊野古道の一部です!笑

ここでも忘れずにお参りしていきます。

浜の宮王子には「振分石」という石があります。ここは、中辺路と大辺路、伊勢路の3つの街道が交わる中心宿駅だったそうで、ここから道が分岐して、各方面に延びていたそうです。
「私は大阪に帰るからこっち、私は伊勢に行くからこっちね!」という感じだったのでしょうか‥そう考えると面白いな~と思います。
熊野那智大社・那智山青岸渡寺

そして、バスに乗って約20分、那智大社に着きました。ここが一番賑わっています!

お隣には、那智山青岸渡寺があります。こんなに近くに神社とお寺があるなんて‥と、神仏習合の様子が良く伝わってきて興味深い。

そしてその奥には、那智の滝が見えました!落差が日本一なんだそうです。
なんとここで、今年の初雪が!寒いはずです‥。ということで、滝まで歩くのは諦めて、近くのお茶屋さんで温まることにしました。

茶房珍重庵さんへお邪魔して、栗ぜんざいをいただきました。あったまる~!

ここからの景色もとっても良くて、山々の広がりと、その奥には太平洋。
そして、那智大社までつながる熊野道が、あの有名な石段の場所です。大門坂。那智大社からは30分くらい歩いて下っていく感じになります。

キレイな石畳の階段で、昔の人もここを歩いたんだな~と思いながら、歩きました。
大門坂という名前は、かつては坂の入り口に大門があり、通行税を徴収していたことに由来していると言われています。
石畳に雰囲気があるのは言うまでもなく、ここでも左右の杉の木の大きさに圧倒されました。長い歴史があるんだなぁと‥。
さて、大門坂も後にして、そろそろ帰路につこうかなと民家の間を歩いていると、「市野々王子(いちののおうじ)」が出てきました。

もちろん、ここでもお参りをしていきます。最後か~と思うとちょっと寂しい気持ちになりますね。
帰りは市野々小学校前というバス停からバスを拾い、那智駅を過ぎ、紀伊勝浦駅まで戻ります。
勝浦漁港にぎわい市場でランチ
お昼ごはんをどうしようかなと、紀伊勝浦駅の観光案内所で聞いたら「今の時間(13:30過ぎ)で食べられるのは、にぎわい市場くらいですかねぇ~」とのことだったので、行ってみました!
勝浦は、マグロ漁で有名なところなんだそうですが、何を隠そう、私はマグロがあまり好きではなく‥

サバの塩焼き定食をいただきました!とてもおいしかったです。
にぎわい市場は、いわゆるフードコートみたいな感じになっていて、食券を買うのですが、現金しか使えないので要注意デス!

普段現金を使わない生活をしているせいで、全く現金を持ってこなかったのです。ずっとお財布の中身を気にしながらの旅になりました‥。
旅も終盤。紀伊勝浦駅15:30発のバスに乗って、南紀白浜空港へ向かいます。2時間のバス移動です。

バスの中から、串本の有名な「橋杭岩」が見えました。熟睡していましたが、パッと顔を上げたらこの景色でビックリ!
その後、18:30の羽田行きの飛行機に乗って、無事に東京まで戻ってきました。
熊野古道の推しポイント
長くなってしまいましたが、最後に熊野古道の推しポイントをまとめておきます。
ということで、いつかは歩いてみたい道「熊野古道」はとってもオススメです!
逆に、ちょっと惜しい~というポイントも。(自分の下調べが甘かった部分も含めて)
今回の旅は、正直、行ってみて学ぶことが多かったです。
近露王子までは歩けたけど、そこから先をまだまだ歩いてみたい!という気持ちでいっぱい。
今回の反省と次回の作戦
ということで、今回の反省を踏まえて「もし同じ道(中辺路)を歩くとしたら‥」の改善点と、次回の作戦をまとめておきます。

*同じ道(滝尻王子~熊野本宮大社)を歩くとしたら‥
- 1日目は南紀白浜空港からバスで滝尻王子へ。
滝尻王子~高原熊野神社まで歩き、高原で1泊(4km/3時間) - 2日目は早朝に高原を出発、継桜王子まで歩いて1泊(13km/8時間)
- 3日目も早朝に継桜王子を出発、発心門王子か熊野本宮大社まで歩いて1泊(21km/11時間)
*小広峠~発心門王子までバスに乗るのもアリ。発心門王子~熊野本宮大社までは2時間 - 4日目は本宮大社、速玉大社、神倉神社参拝。新宮駅周辺で1泊
- 5日目は熊野那智大社・那智山青岸渡寺へ参拝、南紀白浜空港へ
という感じで、熊野本宮大社までをもっと時間に余裕を持って計画します。
4泊5日。そして、日が長い(でも暑くない)春先くらいがベスト!
この計画でも、2日目3日目が結構ハードですが、宿泊できる場所が限られているので、1回で中辺路全部歩くのはかなり難しいかも‥特に初心者は、上手にバスを使いたいところです。
そして「今回頑張って近露王子まで歩いたので、続きを歩くなら!」という次回の作戦。
- 1日目、南紀白浜空港からバスで近露王子まで移動。近露王子~継桜王子まで歩いて、継桜王子で1泊(3.5km/1.5時間)
- 2日目、継桜王子~本宮大社まで歩いて、本宮大社で1泊(21km/11時間)
*ここが一番キツイけど、早朝に出てゆっくり歩いて何とか頑張って歩く! - 3日目、本宮大社へ参拝(その後、帰宅)
継桜王子から本宮大社までの道のりは、ちょっと頑張らないといけない登りが3区間、全部で2時間弱くらい。あとはほぼ平坦か下りの道なので、何とか行けるんじゃないかと思っています。
そして、あとは備忘録的に‥
- 荷物の配送サービスを絶対使う!(身軽で動きたい)
- 現金を多めに持ってくる
- 暑くなくて日が長い時期(春先)を選ぶ
- 行動食やおやつは多めが〇
ということで、近い将来また歩きに行きたいと思います!
まとめ
以前一度観光で行った「熊野古道」。昔から多くの人が歩いたという歴史の深さに興味を持ち、今回念願かなって歩いて来ました。
また次回リベンジしたい!と思っていますが、それでも何度でも行きたくなるような道なんだなーとも思います。
世界遺産・熊野古道、山の自然だけじゃない魅力がたくさん詰まっています!
ぜひ一度、行ってみてください^^
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

大変だったけど、結論行ってよかった!行き方や回り方も、体力レベルに合わせていろいろ組めるので、どなたにでもオススメ。現金をたくさん持って行ってください!笑
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